コミュニティFMラジオ局って...?


市区町村の一部の地域において、地域に密着した情報を提供するために、
平成4年に制度化されたFM放送局の事を言います。
このコミュニティー放送局は、正式な免許を受けて開局、運営する 民間の放送局で、
空中線電力は、原則として20W以下の必要最小限のもの としています。
FM放送用の周波数帯(76.0MHz〜90.0MHz)の 電波を利用するので、
通常のFMラジオ放送と同様に、特別な受信機は 必要なく、
お手持ちのラジオやラジカセ、ミニコンポ、カーラジオなどで 聞く事ができます。
コミュニティ放送局では、地域の特色を生かした番組や、 地域住民が参加できる番組、
また、積雪はもとより、地震や台風などの災害情報など、 
急を要するきめ細かな情報を提供することにより、地域情報の発信拠点として、 
豊かで安全な街づくりに貢献が、期待されています。 




と・・・ここまでが、コミュニティーFM局の 一般的な説明なのですが、
これでは、ちょっと堅苦しいので、 もう少し噛み砕いてご説明すると・・・。
要するに、B○SやV−A○rの様な、各都道府県単位で放送している
「大きなラジオ放送局」とは異なり、鳥取市など、市町村単位で放送を行う、
ローカル情報満載の「小さなラジオ放送局」だと、解釈してください! 


では、実際、その小さなラジオ局だと、 どんなメリットがあるのか?
この点をご説明しておきましょう!


実は、現在のところ、上記した2局の大きな放送局は、所在地の関係上、 
どうしても流される情報が、米子や松江の情報に偏りがちとなり、 
東端の鳥取の情報は、何かと後回しとなる事が少なからずあったのです。 
この点は、私たち学生だけでなく、市民の多くの方達が、 不満に思っていた事なのです。


しかし、鳥取市にコミュニティーFM局が出来ると、
その不満は、一気に解消できることになるはずです。 


まず、滅多に行く事の無い、米子や松江の情報ではなく、
地元・鳥取市にある ショップのお買い得情報や、お勧め情報。
そして、移り変わりの激しい 鳥取のお天気に対応した気象情報、
また、地元ドライバーの皆さんからの 情報を交えて、届ける事ができる交通情報に、
なかなか、見つける事が できなかった街のイベント情報なども、
ラジオから気軽に入手する事が できる様になるのです。


し・か・も! コミュニティー放送の長所はそれだけではありません!! 
コミュニティー放送局では、これまでの様に、リスナー自身が「情報の受け手」 としてだけでなく、


実際の番組作りに参加して、何と「情報の発信者」にも なれてしまうのです!! 
ですから、「こんなイベントをやるんだ!」という告知や
「こんな事をやるので、参加者を募集します!」などの募集等、 
これまで、なかなかできなかった情報発信が、可能になることはもちろん!
自らが、DJやディレクターとなり、その情報を、リスナーへ届ける事まで 出来るようになるのです。 


何だか、コレ、やってみたくなりませんか? 


もちろん、「何かをする」為の準備というものは、意外と大変な事が 多いのも事実。
「番組を制作する」という場合も例外ではありません。 
でも、その大変な準備を乗り越え、自分達が発信した情報によって、
リスナーの人たちに喜んでもらえた時の素晴らしさや充実感は、 
他ではなかなか味わえるものではありません。


今、集まっているメンバーは、一人でも多くの学生の皆さんに
そんな貴重な体験を味わっていただきたいと思っています。 
是非、この活動に参加して、自分達のメディアを持つ素晴らしさを 実感してみてください。